ありのままの〜って歌がテレビから聞こえる度に、
号泣議員の顔が浮かんで仕方が無い。
人間いつだってありのままに生きてる。
ありのままじゃないと思う自分すらありのままだ。
自分に無いものは自分の中から出てこない。
あるから出てくる。
無いのに出そうとすると苦しくなる。
苦しくなるのは無いものを出そうとするからだ。
無いものを見つけるしかない。
無いものを見つけたら、
それを自分の中に受け入れることが出来る。
自分の中に入ったらもう勝手に出てる。
必要なのは、忍耐とほんの少しの勇気だ。
・・・制作中こんなことばかり考えてる。
たまに自分は頭がおかしいのではと思ってしまう。
いい感触を忘れないうちに早く作業を進めたいのだが、
現在絵具を乾かし中なのだ。
じれったいぜ、くそったれ。
いや我慢だ。我慢。
どつぼは常にそこら辺に転がってるんだ。
カーーンと晴れた夏空のように心の中が久々にすっきり清々しい。
先日見つけた面白いマチエールを生かすことがなかなか出来ず、
長いことドツボにはまっていた。
狭いとこにはまり過ぎて窒息するかと思った。
「ポロック2人だけのアトリエ」という映画の中で
エド・ハリス演じるジャクソン・ポロックが
「あれもこれもみんなピカソがやっちまった!」みたいなことを言いながら
酒を飲んで暴れるシーンがあるのだが、
作業が行き詰まる度にその映像が頭に浮かび、
なんだか無性に腹が立ってきて画面をぶち壊したい衝動に駆られ、
実際にぶち壊し、そしてガックリする。
それをくり返していた。
今日は朝から駄目になった作品を分析することにした。
画面自体の分析というよりもプロセスの分析。
どうしてそうしようと思ったのかを考えていたら、
ふと気がついたことがあり、やることがはっきり見え出した。
そこからはスコーン、スコーン、スコーンって感じで作業が進み、
あっさりと作品が仕上がった。
過程も仕上がりも納得いくものが出来上がった。
過程はやってる本人にしかわからない。
他人と話が出来るのは、仕上がったものを通してだけだ。
そういうことを少し残念に思ったのでこうしてブログに書いてみた。
では、では〜。
ビール!
あれっ、枚数すげー少ないじゃん。
あれっ、あそこから撮らなかったかな。
展示風景を写真に撮って満足したことが一度も無い。
撮ったと思った画像が無いことが結構ある。
今日も家に帰ってきて少しガックリ。
酒と話に夢中になり過ぎたか。
でも、酒と話に夢中になれたということは、
その時とても楽しかったということだ。
それだけで充分だ。
僕は最近満足を少し知ったのだ。
今日から「夏のうちわ展」のスタート。
オープニングパーティーもあり参加してきた。
いろんなうちわががあって楽しかったし勉強になった。
作品だけどうちわ。
うちわだけど作品。
なので(いや、なのでかはよく分からんが)値段もかなりリーズナブル。
以前から面白い作品だなぁと思っていた藤原泰佑さんのうちわを購入してしまった。
色々お話も出来て楽しかった。
でもその画像ないです・・。
今、愛知で個展中らしいです。↓
http://gallery-m.main.jp/index.html
さて、色々書きたいことがあるのだが、
帰宅後も酒を飲んでしまい、このブログにもう2時間もかけている。
もう無理だ。
頭はふらふらだし、眼球が熱い。
明日仕事が辛くなるのでもう寝ます。
あっ、僕のうちわ5千円で販売してます。
興味のある方は是非。
ではでは。
腹痛、下痢、吐き気に熱。
この数年、年に数回この風邪にやられてる。
これに見舞われるのは決まって展覧会直前。
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)という漢方薬を飲み、
服を着込んで汗だくになって寝れば、大抵次の日には治っている。
「なんでこんな目に〜!!」と言いながら布団に入るのが恒例だ。
くそったれな恒例だ。
昨日、それをやった。
今日は朝起きたら熱が下がっていたので仕事へ行き、
それからうちわ展の搬入に横浜へ行ってきた。
このところ職場と家の往復だけだったので少し気分転換になった。
気分が良くなったら早速作業の続きをしたくなった。
面白いマチエールを見つけたのでそれの実験中なのだ。
それを表現する為にそのマチエールに辿り着いたのではなくて、
遊び心で試しにやってみたら面白いものが出来たというものなので、
それを使ってどう表現するか頭を悩ませてるところ。
失敗ばかりでイライラするが、その分発見もあるので楽しい。
早速うまくいった1つをうちわ展にも出品。
小さい作品だが、仕上がりがきれいでとても気に入っている。
7月8日〜7月27日までフェイアートミュージアムヨコハマで「夏のうちわ展」があります。
お時間ある方は是非!