展覧会3日目


広島県在住の作家、宮下大輔さんが突然ギャラリーに現れた。
会うのは数年ぶりで、おまけに福岡でしかお会いしたことがなかったので、ビックリした。

顔を見た瞬間に名前が飛んだ。
一瞬パニクってしまった自分が面白かった。

宮下さんは、身近なモノ、コトをインスタレーションや平面で作品にしている作家さんであり、分析魔。

僕の心の変化や作品の変化を色々と分析され、しかもそれがかなり的を得ていたので、話していて面白かった。

作家同士の関係って何だか不思議だなと常々思っていた。

友達とは言い切れないし、
ただの仕事仲間、同業者とも言い切れない。
この感じなんなのだろうと。

そして宮下さんと別れる前にふと思った。
作家同士ってなんか「親戚みたいな感じ」だなと。

なぜって言われてもよく分からない。

だってなぜこの人と親戚なんだろうなんて考えたことないから。

まぁ、そんなこと言ったら世の中の人すべてが親戚になっちゃうけど。

そして多分そうなんだろうと。

なぜって言われてもよく分からない。