ぐずぐずと

フリスクを買おうとキオスクに寄ったら村上隆デザインのフリスクが置いてあった。

普通の小さいサイズのやつを買うつもりだったが、なんだかそそられてつい買ってしまった。

タブレットがドクロの形で、口に入れるのが楽しい。


フリスクとのコラボは意外性があって面白いなと思った。

いや〜うらやましい。

 

いつから売ってるんだろうと思って調べてみたら、3月中旬から販売していた。

・・遅い情報ですみません。

 

よく行く店なのになぜ今まで気が付かなかったのだろう。

 

・・まぁいいや今日気付いたのだ。

 

 

それにしても雨が続きますな。

 

・・・。

 

雨は続けど文章が続かない。

 

う〜〜〜ん。

 


 

・・・僕は今、ぐずぐずしてます。

 

とっても。

 

理由は、これからパソコン使って雑務をしなければならないから。

 

部屋の中を歩き回ってみたり、スーパーに行ってみたり、腹筋してみたりして、

ようやくこうしてパソコンに向かうとこまではきた。

 

・・でもまだメールチェックすら行けない。

 

確実に一件届いていることは知っているのだが、出来ない・・。

 

 

小さい時からずっと、自分のこのぐずぐずっぷりにうんざりしている。

 

おまけにぐずぐずしていると無性に絵を描きたくなるから厄介だ。

 

しかし、ぐずぐずからの創作意欲で納得がいくものが出来上がったことがない。

(・・最近ようやくそのことに気が付いた)

 

なのでぐずぐずの嵐が過ぎ去るの待つだけだ。

 

どうやって待つかは考えている。なるべく短縮したいのだ。

 

 

あっ、ぐずぐずといえば、今読んでいる本だ。

 

「ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア」 デボラ・ソロモン著 

箱とコラージュで有名な作家、ジョゼフ・コーネルの伝記。

 

まだ半分読み終えたぐらいなのだが、この本すごくいいです。

コーネル、著者、訳者、それぞれの「間」がうまい具合に馴染んでる気がして

もうたまらない。読んでいて心地いいのだ。

おまけに厚さの割に重さが軽い。

 

抱きしめたくなる1冊だ。


コーネルのことは箱とコラージュぐらいにしか知らなかったが、

本を読み進めると、独学、読書好き、地下室での制作、おまけにぐずぐず野郎と

自分との共通項がどんどん増えて親近感を覚える。

 

今読んでるとこは、シュルレアリスムと抽象表現主義の運動の中を生き延びて

ポップアートの時代に入るとこ。

美術関係者がどんどんコーネルの存在に気付き始め作品が売れていくが、

作品を売りたくないコーネルは、作品が売れると落ち込む。

かといって売れないと売れないで、また落ち込むのだ。

 

コーネルの心は常に揺れ動く。

 

でもそれは別にブレているわけじゃないんだ。

 

メトロノームのように一定のテンポを刻んでいるだけだ。

 

 

自分だけのテンポを独り歩み続ける。

 

 

人間生活の結局は、そのテンポが、間が、全てだとたまに思う。

 

 

 

・・・ブログを書いたらメールをチェックして、それから雑務をこなそうと思ったが、

ブログを書くのに時間がかかり過ぎた。

ぐずぐずと3時間近くかけてしまった。

今日はもう無理だ。

 

これから酒飲みながら映画見ることにします。

 

 

では。