昨日「アートフェア東京2014」を見に行ってきた。
アートフェア自体に関しては特別な感想はない。
様々なジャンルや年代の作品、画廊のスタンス、
色々なものがごちゃ混ぜになっているから、
じっくり作品を鑑賞しようと思うとひどく疲れる。
そして大抵は、自分にとって良い作品が見つかれば、いい催しだったと思えるだろうし、
それが見つからなければ、退屈な催しだったと思うだけのことだ。
でも見本市ってそもそもがそういうものだ。
物色していること自体が見本市の楽しさだと思う。
2時間以上も会場内をぐるぐると回っていると、
一体僕は何を求めてこの会場をうろついてるんだと思ってしまう。
身体は疲れ、心は空しさに包まれだす。
でも目につく作品は目についてしまうのだ。
そして何が僕を引き付けるのか考える。
それが楽しい。
それと、昨日会場に行って一番嬉しかったのは、
福岡での展示の時に知り合った堤康将さんの展示を見れたことだ。
水中と地上が混じり合った独特の世界観。
沈黙が心地よかった。
村越画廊さんのブースで展示しているので、
お時間ある方は是非。
そして一番の収穫は、その堤さんと今夜飲みに行く約束をしたことだ。
午前中から作品を作って、夜になったら飲みに行く。
僕にとっちゃあ理想的な一日の1つの在り方。
では!
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