先週に続き、きのうも福島県三春の野菜とパンの店「えすぺり」に行ってきた。
野菜とパンの直売店だが、三春町の文化活動の中心の場となって街を盛り上げていきたい
という想いもあり、人形劇、絵画展、コンサートなどもやってしまう
ちょっと変わったお店。
福島県田村市の作家、よこたこういちさん曰く
福島原発に一番近いギャラリーだ。
その場所で先週の金曜日から、僕が企画した復興支援を目的とした
グループ展を開催させて頂いている。
昨日の午前中、台風の影響で雨がかなり激しかったので、
福島に行って大丈夫かなと思ったのだが、
「えすぺり」のオーナー大河原さんが、
もし帰れなくなっても大丈夫なら、泊まるとこあるし来てみれば。
と言って下さったので、
お言葉に甘え福島に向かった。
会場に着いた15時ぐらいには雨が止んでいた。
ラッキーだった。
ちなみに大河原さんと僕は晴れ男。
・・・まぁそんなこといいか。
雨が止んでくれたお陰で沢山のお客様がいらした。
「えすぺり」が地域の人に必要とされている「場」なのだと強く感じた。
僕は埼玉県の人間だが、福島県の人たちと何か関わりを持ちたいと思っていたので、
色々な人とたくさん話が出来てとても嬉しかった。
そのうえ展覧会の評判もよく、僕の個展も見たいと言って下さる方も多かったので
もう言うことなし。
福島に笑顔を1つでも増やしたいという思いからスタートした企画展。
それが生で見れて本当に良かった。
そして僕もたくさん笑わせて頂いた。
この展覧会を通し、復興支援のあり方や、僕自身に出来ることを改めて考えさせられた。
今回の展覧会は「えすぺり」、三春町、福島県への自己紹介だと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
それにしても「えすぺり」のオーナー大河原さんはとんでもなくパワフルだ。
牛と鶏を飼い、野菜と果物を育て、お店を経営し、人形劇の公演をし、
ギター弾いてライブもする。
そのエネルギーはどこから湧いてくるのだろうと思ってしまう。
ちなみに、奥さんもとんでもなくパワフル。
パワフル夫妻と明るいスタッフさん達のお店「えすぺり」で
今月24日まで復興支援のグループ展が開催中です。
なお、福島県内に病院や小学校などの公共スペース、人が集まる場をお持ちの方には
展示作品を寄贈させて頂きます。
笑顔が1つでも増えるようご協力お願い致します。
「えすぺり」
福島県田村郡三春町桜ヶ丘3丁目2−3
Tel 0247−73ー8075
時間 10:00〜18:00 水曜、木曜休み
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