7月2日　アーティスト　インレジデンス　3日目

１１時過ぎに作業場であるMARUギャラリーに到着。

 

今日から早速制作に入れると思ったのだが、

実際に制作が出来るのはもう少し先みたいだ。

 

とりあえず午前中にギャラリーの横にある画材屋さんに入る。

絵の具が半端なく安いのでテンションが上がる。

ぽんぽんバケツに絵の具を入れた。

ついでにそのバケツも購入。

店員も僕もご機嫌だ。

 

昼食後、車で金海市の美術館に連れて行ってもらった。  

 

でも今日は月曜日、 韓国でも美術館はやはり休館日だった。

一体何が行われるのかと思ったら、 

美術館の館長とこのレジデンスプログラムの主催者の会話を

ひたすら聞いているだけの一時間だった。

 

エアコン無し、飲み物なし、話せること無しの苦痛の一時間。

館長の長い話が呪文のように聞こえた。

僕らのことを話しているのだからと必死に睡魔と格闘した。

 

そして一体何の会話だったのか分からないまま、

車で30分ぐらいかけてギャラリーに帰ってきた。

 

少し休憩して、18時30分頃夕食。

今日はプルコギをご馳走になった。

韓国のご飯はおいしい。

一ヵ月後太って帰国しそうな気がしてきた。

 

夕食後2時間ほどのんびりして、橋本さん、コォンゴォン、シンシンと

飲みに出かけた。

コォンゴォンの友達で昌原大学の大学院に通っている女性も

途中から参加。

彼女は韓国語がぺらぺら。

学校に日本人は彼女一人らしい。なんともたくましい。

 

でその彼女に今日の美術館での話しをして、

館長達はどんな話をしていたのかとシンシンに尋ねてもらった。

 

すると驚きの答えが返ってきた。

 

「館長達は大昔の筆が良い状態で発見されたとこについて話していたらしいです。」

 

もう笑うしかなかった。