星空を眺めていると

自分が今この瞬間にいきなりパッと存在しだしたのでなければ、

僕の身体のずーっと奥のほう、心の中のずーっと奥のほうには、

太古の記憶が眠っているんじゃないかと思えてゾクッした。

 

そして大昔から人は

おんなじようなことをして、

おんなじようなことを考えて

おんなじようなことで悩んで、

おんなじようなことを語り続けているんだろうなと思った。

 

すると、やっぱり自分を信じて歩み続けるしかないなという思いが

心のずーーっと奥のほうから、意識の向こう側から、ふわっと湧いてきた。

 

こんなとき僕はそれに従う。

 

話は変わるが今日久々にもじゃもじゃパーマをかけた。

パーマ液が染み込むのをじ～っと待っていたら、

なんだか自分がブロッコリーになったような気がした。

首から下は大地。黒の中に白いものがちらほら見えるまずそうなブロッコリー。

 

頭がもじゃもじゃになると無性に絵が描きたくなるから不思議だ。