一度終わりかけた話を強引に振り出しに戻し、
変わらぬテンションでその話を初めからする時、
おばさんパワーを強く感じる。
昨日のはなし。
仕事中パートさんが映画の話をし始めた。
映画好きの僕は少し気になりながらも自分の仕事を黙々と続けていた。
すると「次はブラックメンを見に行きたい」と一人が言った。
そんな映画あったかなと僕の頭の中はグルグル回転し出した。
でも「ブラックメン」というタイトルの映画は全く浮かんでこない。
どんな映画か気になり耳を澄ましていると、
「メンインブラック」のことを「ブラックメン」と言っていることに気が付いた。
「それメンインブラックですよ。」と突っ込もうか迷ったが、
来週の二人展の制作に追われてる僕は、最近日中のテンションが異常に低い。
ブラックメンでも会話はきちんと続いてることだし、
突っ込む必要は無いかと思い、そのまま仕事を続けることにした。
でも映画の話が終わりそうな頃になって、
劇場のチケット売り場で「ブラックメン一枚」と言ってるところを想像したら、
なんだか少し可哀そうな気がしてしまった。
なので、もし振り出しの法則が働き「ブラックメン」が再登場したら
その時は突っ込んであげようと心に決めた。
すると首尾よく振り出しの法則が働きだした。
あとは「ブラックメン」の登場を待つだけだ。
しかしヒーローは捕まえようとすると現われないものだ。
最近見た映画の話の後、「ブラックメン」は再登場せず、映画館の話に変わった。
そしてその後スーパーの話へと流れていった。
もう今更突っ込めないと思ったら、どうでも良くなってしまった。
そして昨日はそのまま仕事を終えた。
諦めの悪い僕はひょっとしたら今日は「ブラックメン」が現われるかもと
期待をしたが願いは叶わず。
まぁ仕方ないことだとその件は諦めた。
しかし困ったことに僕の頭の中にコスチュームを着た「ブラックメン」が
誕生してしまったのだ。
バットマンのパロディ映画として想像がどんどん膨らんでしまう。
そのうえ1時間近くかけてこんなくだらないブログを長々と書いてしまった。
たまにこの想像力を呪う時がある(笑)
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(注) おばさんパワーのことを書いたが、僕の職場の女性がお〇さんだとは
一度も言っていないので悪しからず。